飲食店を開業したい!〜業態を決める。

ただただ何となく飲食店を開業したい!飲食店オーナーになりたい!という漠然とした憧れだけでは話しは先に進みません。

まず第一歩として「業態を決める」です。

 

私はあまりお酒を飲みません。

全く飲めないという事ではないし、そういう場が嫌いな訳でもありません。

ただ、特に飲まなくても大丈夫ということです。

そんな私が一人で晩ご飯を食べる時には非常に困ります。

今でこそ結婚し家族がいる身ですから、一人で夜にご飯を食べるという事はほとんどありませんが、

一人暮らしをしていたころは当然しょっちゅうありました。

全く料理をしない、出来ない私は食事と言えば外食です。

夜に一人で食べるとなると、ラーメン屋、牛丼屋くらいしかないのです。

いや、ない事はないのですが、なんか気まずくないですか?ちゃんとしたレストランとかに行くのは。そりゃぁもちろん一人で寿司屋のカウンターに行ける様な大人になりたいとは思いますが、そうそう簡単になれるものではありません。

もちろんラーメンや牛丼が嫌いな訳でもありませんが、ちょっと歳をとってくると何だか味気ないというか、なんだか少し寂しく感じます。

 

なぜラーメン屋、牛丼屋にしか行けないのでしょうか?

それはおそらく酒を飲まないからなのだと思います。

すこしカチッとした店に行くと必ず「お飲物は???」と聞かれます。

一人でそれほど長居するつもりがなくても、そう聞かれると「じ、じゃあビ、ビールで・・」と言ってしまいます。

「水でいいです!キリッ」という勇気は無いのです。。

1人ではなく誰かと食べる時などは何も迷う事無く酒を飲みますが、1人では飲まずに食べたい時もあるのです。

1人で飲まずに夜ちゃんと食べる事ができるお店があまりにも少ない気がします。

それを言うと必ず「ラーメン屋とか牛丼屋行けばいいじゃん!」と言われます。

いや、そうですよ、そうなんですけど、たまにはそれではない物も食べたい時もあるのです。

 

飲食店が酒を押す理由ももちろん知っています。

食事と酒は文化として切っても切れない関係にあるという事も理解できます。

でも、それでも飲まずにちゃんとご飯が食べられて、そして味気ない、寂しい気分にならないお店を作ろうと思います。

やっぱりそれは、みんな大好き定食屋!です。

 

定食屋と言うと、いくつかあるチェーン店の定食屋の名前が出てきますが、やっぱりそこも少し気持ち的には不満です。じゃないですか?

普通でいいんです。特別おいしくなくてもよいのです。

特別な食材を才能あふれる料理人が腕によりをかけて作る!じゃないんです。

どこにでも売っている食材をだれでも出来る調理方法で普通に作る。

まぁ言ってみれば「実家のご飯」です。

たぶん私が食べたいのはそれです。

そんなシンプルな定食屋さんをやります。